投稿日:2007-08-27 Mon
ホントは映画館で見たかった作品なんですが、見にいけなかったのでDVD借りてみました。CMでも流れてたので知ってる人は多いでしょうが、『痴漢冤罪』をテーマとした法廷モノです。
おおまかな話の流れは、就職の面接に向かう途中の主人公が超満員の電車に乗って目的の駅にたどり着いたところで、女子中学生に腕をつかまれ、痴漢したでしょう、と言われてしまう。
女子中学生は他の乗客の協力を得て、主人公を駅事務室まで連れて行く。
そこからは警察に引き渡される→容疑を否認→起訴→裁判となっていく。
取り調べのときは刑事に「やったと認めたらすぐに釈放してやる」と言われるし、言ってもいないことを調書に書かれる。
こういうのってリアルな取り調べでも実際にあるんだろうな〜とか思うと怖くなる。
映画を見ていてチラホラ出てくるのが「刑事裁判は99.9%は有罪になる」というものです。
言ってみれば、起訴されたら負け、みたいな状態です。
役所広司が演じる荒川弁護士のセリフに「怖いのは99.9%というのが結果ではなく前提になってしまうこと」というのがありました。
「有罪率が99.9%なんだから、有罪になって当然」となってしまうわけです。逆ですよね。
もう一つ、印象に残っている言葉が、
『裁判所は犯罪者を裁く場所ではなく、被告人が有罪なのか無罪なのかを決めるところだ』
というものです。
なんてことない、当たり前なことに聞こえますけど、
ほぼ全てが有罪となる裁判なのだから、「裁判所は犯罪者を裁く場所」という認識も余りハズレではないと思います。
逮捕され、起訴されてしまえば被告人となり、世間にはそういう目で見られてしまうことになります。
ましてや有罪になれば前科もついてしまいます。社会的に抹殺されると言ってもいいんじゃないでしょうか。
もし、自分が、家族が、友人が見に覚えのないことで、こういう目にあってしまったらと思うと不安になります。
自己防衛できる類の問題ではないので、防ぎようもないのが辛いところですね。
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